NITEP談話会

第63回NITEP談話会

Asia/Tokyo
Description

日時 3月3日(火) 15:30 - 
場所 理学会議室
講師 台湾中央研究院 (ASIAA): 大橋永芳氏

タイトル:原始星円盤の形成と進化

星形成過程において、形成中の若い星の周囲には円盤が形成されることが知られている。この円盤は惑星形成の現場と考えられており、しばしば「原始惑星系円盤」と呼ばれる。惑星系形成は従来、Tタウリ型星のような前主系列星周囲の円盤において進行すると考えられてきた。しかし近年の高分解能観測により、惑星系形成は前主系列段階よりもさらに早い原始星段階においてすでに開始している可能性が示唆されている。
原始星周囲の円盤は、前主系列星周囲の円盤と区別するため「原始星円盤」と呼ばれるが、この原始星円盤は、実はごく最近まで詳細な観測研究の対象とはなってこなかった。本講演では、原始星円盤観測の歴史的発展を概観するとともに、最新の観測成果を踏まえながら、原始星円盤の形成機構および進化過程について解説する。

 

関連web https://alma-telescope.jp/news/planetformation-202306.html